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朝のディレイ

ポエム

自宅の僕が
きりんの夢を見ているとき


会社の皆は
朝もやの中で自転車をこいでいる


自宅の僕が
ほほえみながら寝がえりをうつとき


会社の皆は
朝の英会話をはじめている


この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている


ぼくらは朝をリレーするのだ


経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る


起きる前のひととき耳をすますと
どこか近くで携帯電話の呼び出し音が鳴ってる


それは僕の迎えた朝が
すでに始業時刻を過ぎていた証拠なのだ