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まずいことになった

7/5。晴れ。相変わらず日差しが強い。

今日はアムトラックに乗って次の街に向かうべく、再びメンフィスのダウンタウンにあるアムトラックステーションに行き、チケットを取る予定。出発は夜になるので、荷物を預けてそれまでビールストリートでぶらぶらしていよう。

朝はいつものように、選びに選んだパンと他にもパンと、ハンバーグ。今日はいつもと違って、フルーツポンチみたいな何かもある。グレート。朝食を済ませ、出発の準備をする。

メンフィスに向かうにはまたタクシーを使う必要がある。他に選択肢がないということはおとといでいやというほどよくわかっている。さらに昨日Google Earthでトロリーの路線を追ってみると、これはメンフィスには向かわないことがわかっていた。

10時頃、すべての荷物をまとめたところで、部屋の電話でおととい乗せてくれたタクシーの運転手の携帯に恐る恐る電話してみる。英語で電話するのは「わからない」とか「わかった」というジェスチャーが全くできないので、結構恐怖なのだ。内線との区別をするため頭に9を付けて番号を押す。すると向こうで聞き覚えのある声でごちゃごちゃ話しかけてくる。あの彼であることはわかるけど、何を言っているのか全くわからない。仕方ないので、話を無視して自分の名前を名乗ってメンフィス行きのタクシーが欲しいことを伝えようとした。すると無機質な音で「プー」となるではないか。なんだよ!留守電かよ!最初に言えよ!たぶんそれを言ってたんだろうけど。

というわけで、先ほどと同じことに加え、ヘイ!僕を覚えているかい?と吹き込んでおいた。

でも困ったなあ。今日休み何じゃないかなあなどと思いながら、チェックアウトすることにした。

そもそも何で、彼のタクシーに乗る必要があるのかというと、手持ちの現金がもうほとんど無いからなのである。先ほど部屋にチップを少々置いてきたので、結局今は$10札が一枚だけ。これじゃどこにも行けないよ。ということで、カードを使えるタクシーに乗る必要があり、なおかつ彼はおとといカードで乗せてくれたからなのだ。

チェックアウトするとき、フロントにカードが使えるタクシーは無いかと聞いてみたところ、ウエストメンフィスにはタクシー会社がひとつしかないんだよと言われた。電話してもらうと、そこのタクシーはカード不可らしい。がーん。

仕方なく電話を借りてもう一度彼に電話をかけてみる。すると繋がったではないか。待ってろすぐ行くと言われ、電話を切った。助かったー。

外でタクシーを待つ。午前中の日差しはじりじりと刺すように強い。

しばらくすると彼がきた。行き先を告げ、いざメンフィスへ。

途中、次はどこに行くのかとか、タクシーで行けよといわれ困惑。そんな金はねえよ!

アムトラックステーションに着く。彼はまた電話しろよと言ってくれる。ありがとう。助かったよ。高かったけどな!

アムトラックステーション内はおとといと同じく閑散としている。フロントでレイルパスを見せて、目的地と今日の出発であることを告げる。フロントの女性はPCを弄りはじめ、なにやら渋い顔をする。なんと今日のチケットは売り切れらしい。当日でもたいてい取れるってwebに書いてあったのに!これはまずい!!泊まるとこないのに。仕方ないので明日のチケットはないかと聞くと、またしばらくPCを弄って、渋い顔に。ないらしい。アムトラック終わったな。

その後いろいろ聞こうとするも、電話番号を書いたメモだけ渡され冷たくあしらわれてしまった。途方に暮れてその番号に電話するも、自動案内が聞こえてきて何を言っているのかよくわからない。フロントには誰もいなくなった。あああああ。

こんな時の地球の歩き方ということで、めくってみると、メンフィスの安宿情報発見。ここから30分くらい歩いたところに$85のホテルがあるらしい。まずは空きがあるか電話しよう。状況が状況だけにもう躊躇は全くない。聞いてみるとどうやら空きがあるらしい。ただし$140とバカ高い。

現在やらなくてはならないことは

  • 少なくとも今晩泊まるところの確保
  • T/Cの現金化
  • 予約していたホテルのキャンセル

なので、行ってみよう。今から行きますと伝え、電話を切った。

またこの道をおとといよりもでかい荷物でテクテク歩くことになるとは思わなかった。暑い。

おとといたくさん歩いたので方向はわかる。メンフィスの道は舗装されているものの、ちょっとでこぼこしていて、スーツケースをごろごろするのは大変。やっぱりバックパッカーみたいに身軽にすべきだった。

予想通り30分くらい歩くと目的のホテルを見つけた。

フロントに空きがあるか聞いてみると、あるそうだ。$110と値段がさっきと違うが安くなる分にはかまわない。それにしてもやはりダウンタウン近郊は高い。予約を入れて、荷物を預かってもらって、早速換金に行く。ここまででちょうど12:00。

おととい閉まっていて入れなかったでかい銀行に向かう。トラベラーズチェックを見せて換金できるか聞いてみると、しばらく悩んだ末、OKが出た。助かった。ひとまず$100を換金した。

チェックインは15:00なので、まだ時間がある。じゃあスターバックスでネットに繋ごう。

近くにあるスターバックスに入りアイスカフェラテを注文。カフェラテって普通に言うと聞き直された。よくわからない。


カフェラテ飲んでPC開いて、この日記を書く。そろそろ15時すぎたので、ホテルに向かって、予約済みのホテルに電話してキャンセルしよう。それからアムトラックのチケットを取るべく電話しまくろう。なかなかうまくいかないね。

よく考えると、15時過ぎてたのは日本時間に合わせてあるPCの時計だった。つまりまだ1時。仕方なくビールストリートをぶらぶらする。しばらく歩いていると広場でライブをやっている。女性ボーカルの4ピースのバンドがブルースを演奏している。しばし鑑賞。やっぱりライブは良いね。彼女たちのバンドが出しているCDを売り歩いているおじさんがいて、彼がこっちに向かってくる。僕が日本人だとわかったらしく、こんにちは、ありがとう、いに、に、さん…と十まで数えて見せた。すばらしい。でも残念CDは買わないよ。その後、公園で休憩したり、お腹がすいたのでまたファストフードの店で昼食をとったりして時間をつぶした。



チェックインを済ませ、部屋に入ってみると、これがまた綺麗!さすが$100を越えるだけの部屋だ。フロントにユーザ名とパスワードを聞いてネットに接続した。とても快適。


早速今後の予定を練る。アムトラックステーションでもらった番号に電話してみるもやっぱり意味不明。仕方なくネット経由で検索してみると、7日に席が空いてるっぽい。でも普通のReserved Coach SeatではなくてLower Level Coach Seatとなっている。他の日を検索してみるとその後は9日まで満席になっている。そんな馬鹿な。でも席空いてるじゃん!うそついたな!ということで、またアムトラックステーションに走って直行した。受付には別の従業員が立っていた。僕は空いてるじゃんこのチケットくださいよと得意げに言うと、やっぱり空いてないといわれる。え?どうもここまで走ってきている間に売り切れたらしい。ばかーん。

帰り道は本当にゆっくり歩いた。

部屋について、シャワーを浴びて、もう一度練り直す。反対方向の電車を検索してみるとあった。明日にでもいけそうだ。これにしよう。もうメンフィスは真っ平ごめんだ。ということで、明日はニューオーリンズに行くことが決まった。ついでにニューオーリンズからその次の町へのチケットも手配した。それと、予約していたシカゴのホステルをキャンセルした。キャンセル料として一日分の宿泊費をとられるらしい。くやしい。