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大丈夫。あなたは僕よりアメリカを知っている。

7/17。5:30頃、寒さと日差しで目が覚める。隣の女性はもう何処かの駅で降りたらしい。電車はOmahaという駅に止まろうとしていた。この駅を出発したのは6:00ちょっと前。昨日デンバーで仕入れた時刻表を見ると、本来であれば6:30頃に出発するはずのようだ。予定より早いのはおかしいのでタイムゾーンを調べる。やっぱりそうだ。デンバーからここまでの間にMountain TimeからCentral Timeへと切り替わったようだ。手元の時計を1時間進める。

今日も朝食はターキー何とか。コーヒーはない。

ずっとPCを開いている。13時前くらいに斜め前に座ってたおばあちゃんに席を替わって欲しいと言われたので、替わってあげた。コンセントは使えなくなるけど、まあいいや。

お昼は昨日デンバーで仕入れたポテチのみ。命の水(1L)も尽きてしまった。

予定より1時間30分くらい遅れてシカゴのひとつ前の駅Napervilleに到着。時刻表によるとここから2時間くらいでシカゴに到着するとあるが、アナウンスでは20分で着くと言っている。なるほど、そうやって帳尻あわせをしているのね。

予告通り30分もせずにシカゴ到着。車窓から見える高層ビル群がわくわくした気持ちにさせる。

メンフィスからはじめはシカゴに行こうと思っていたが、チケットが売り切れであきらめ、ニューオーリンズに行ったという経緯がある。結果としては良かったと思ってる。2週間かけてやっとシカゴにたどり着いた。ビルでけーな。ついに大都会に来たな。

シカゴのアムトラックステーションは大きい。映画アンタッチャブルで乳母車が落ちてくるシーンの階段はこの駅の階段らしい。後で見ないとな。まずは荷物を受け取らないと。

Baggage Claimの文字を追って歩く。まるで空港だ。荷物を待っているうちにオフィリオさんも見つけた。しばらくして荷物を受け取った。オフィリオさんも受け取った。さて、駅をうろうろして、ホテル探しに行こうかなと思っていたところ、オフィリオさんがトラブルに巻き込まれているらしい。困った顔をしている。話はよくわからないんだけど、彼女はシカゴで用事を済ませたら、またカリフォルニアに戻る予定らしい。でも、荷物がどうのこうのよくわからないけど、とにかく今晩泊まるところがないらしい。よくわからないけど困っていることだけはわかる。

彼女はしきりに僕の予定を聞いてくる。僕はこの後あたりをうろうろして観光案内所に行く予定だよと言うと、「私はxx歳だし、もし良ければ同じ部屋で折半して泊まらない?」なんて言ってくる。冗談じゃないよ。僕は今晩はホステルに泊まる予定だ。ホステルって言うのは同じ部屋に何人も泊まっていて、その代わり格安で泊まれるんだよと言うと、うーんと悩んでいる。その場所も観光案内所まで行けばいろいろ教えてくれんだとも伝えた。どうやら彼女はそこまで一緒に行きたいらしい。それにしてもオフィリオさん、そのでかいバッグ3つも持っていくつもりかい?僕は歩いていくんだよ。というと、駅にはロッカーがあるので、うち2つを預けるらしい。

僕はというと、荷物を預けるのを手伝ったり、質問攻めに答えているけど、正直早く出発したい。観光案内所は早く閉まるし、今日の内に行けるところは行っておきたい。時間はあまり無いのだ。

荷物を預けてさて出発。観光案内所までは1km以上はあるだろう。僕は慣れてるけどオフィリオさん大丈夫かな?歩き出してしばらくすると、彼女はチケットオフィスに行くと言い始めた。ええ?どうやら明日のチケットを持っていないらしい。うそーん。オフィスにはたくさんの人がいて、とてもすぐチケットを買えそうにない。しかも、さっきから聞いていると、遠くまで歩くのはちょっととか、タクシーはぼられるから嫌だとか、ホステルの同じ部屋に泊まっている人は安全なのか?とか、私を置いて行かないで。だって観光案内所の場所を知らないもん。と言ってくる。そんなの知るかー!さっきから地図を見せて何度も説明しているだろがー!アドレスを何度も言っているのに何でメモらんのだー!だんだん愚痴りモードに入ってきたオフィリオさんを見て、ちょっと付き合いきれなくなったので、「僕が地図をもらってくるから、あそこの案内所でどうすればいいか聞いてきてね」と伝えて、地図を取りに行く。地図を渡して、では僕は行くからね。と言って別れた。僕が付き合ってくれないとわかったらしく、気をつけてね。と言う。あなたもねと返してバイバイした。

ちょっと冷たかったかなと思ったけど、ここまで一時間以上付き合っても全く進展する気配がないので仕方ないかなあ。なによりあなたは僕よりアメリカ在住歴が長くて、僕よりずっと流暢に英語を話せるんだよ。アメリカ歴2週間の僕でも何とかやって行けてるんだから。

シカゴの街並みはショーウインドウが並んでいて、まさに大都会。歩いている人たちも、ほとんどが働いている人たちで、僕のような観光客*1まるだしみたいな格好のひとは全然見かけない。電車が高架を走っていて、こんな都心は今回初めてなので新鮮だ。時間も時間なので、早く泊まるところを探そう。まだ観光案内所は間に合うので急いでいこう。

観光案内所へは20分くらい歩いただろうか。ずいぶんと立派な案内所で、中にギャラリーとかカフェとかWifiの使えるベンチなどがある。場所を聞きつつカウンターにたどり着く。早速、今晩泊まる場所はないかと聞いてみる。予算を聞かれたので、$70といって様子を見ることにした。ホステルはOKかと聞いてきた。OKと返す。なんだかいろいろ資料を探し回ったあげく3つの候補をリストアップしてくれた。全てホステル。ひとつはダウンタウンの中にある絶好のロケーションのホステル。もう一つは、以前メンフィスからシカゴに行こうとしたときに予約して、行けなくなってキャンセルしたホステル。これはここからちょっと歩く。もう一つは歩いていけないくらい遠いホステル。一つめのホステルへは電話してくれたものの、繋がらないらしい。でもここがおすすめとのこと。ちなみにホテルは$100以内で泊まれるところはないらしい。そうだよね。

選択の余地はない。一つめのホステルに直行する。10分くらい歩いて見つけた。外からでも2階のロビーに人がたくさんいるのが見える。綺麗そうだ。

カウンターには金髪のねーちゃんがいて、今晩泊まる部屋はあるとのこと。プライベートルームはとても高いそうなので、共同部屋にする。この都会のダウンタウンで格安なら文句はない。

部屋は清潔で広い。2段ベッドが3つ置いてあって、いくつかのベッドに荷物がある。持ち主は誰もいない。どんな人なのかな。

あまりゆっくりしていると日が暮れるので、早速外に行く。ホステルのカウンターでシアーズタワーに登るチケットが割引価格で売られていたので、それを買って向かう。

シアーズタワーは一時期世界一の高さを誇っていた高層ビルらしい。今の時間に行けばきっと綺麗な夕焼けが見られるに違いない。ビルについて、受付に向かう途中、20歳くらいの若い女性に声を掛けられた。ジェシカというらしい。ジェスってよんでねといわれる。僕の名前はやっぱり覚えにくいらしい。マオエって呼んでねとは言わなかった。たぶんマオエって呼ばれるとひとりで笑いのツボに入りそうだったから。

ジェスと一緒に入口からはいる。どうやら登る前にショートムービーを見るらしい。待ち。しばらくしてショートムービーを見る。要はアメリカ版プロジェクトXだ。ふーんと思いつつ、終わったので早速登る。人がたくさんでジェスとははぐれた。まあいいか。

最上階からの眺望は素晴らしい。思ったより日が長くてまだ明るい。近くの高層ビルも全て見下ろせるところにいる。

しばらく粘って日の入りを写真に納める。空気があまり澄んでいないのと、雲がいくらかあるので、空はそんなに綺麗じゃないけど、やっぱり眺めが良いなあ。ミシガン湖の方にはボートがたくさん止まっていて、近くの公園には人がうじゃうじゃいるのが見える。「見ろ。人がゴミのようだ。」と思いつつ、それらしい雲はないかと探すもあまり良い雲は見あたらない。なんだこの楽しみ方。一人だからしょうがないよね。

他にも、この超高層ビルにも、窓の外側に虫が集まっていることに驚く。頑張ってるね。虫。一人だから仕方ない。

その後、景色に飽き始め、景色を撮っている人を撮るというメタな楽しみ方をしようかと思ったけど、怪しいのでやめた。

そんなことをしている内に、外は暗くなってきた。三日月と宵の明星がとても綺麗。満月近くの頃に来れば、ミシガン湖に浮かぶ月が見られて良いかもね。

思う存分景色を楽しんで、タワーを降りる。辺りは暗くなっていて、街灯が灯っている。待ちの雰囲気が良く感じるのはこの街灯が暖色系の色だからだろうか。電線がないのも一役買ってるかもな。

さっきからお腹が減って仕方ないので、近くのマックでビッグマックとポテト、アイスコーヒーを流し込む。安くて結構。

ぶらぶらしながらホステルに戻る。洗濯は明日の午前中で良いかな。今日は日記をアップしてシャワーを浴びて寝よう。

*1:放浪でも格好は放浪っぽくないのだ