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日本人好きのフランス人

7/21。7時すぎ起床。みんなまだ寝ている。昨晩シャワーを浴びる機会を逃したので早く動きたいけど、また 無理そうだなあ。ここのベッドは2段になったパイプベッドで、作りが良くないのかあるいはただ古いのか、 寝返りをうつだけでかなりきしむ。大部屋で誰かが大きい音を立てると、みんなそれに反応して寝返りをうつのか、ベッドのきしむ音があちこちから聞こえるのだ。だから音にはかなり気を遣う。

少しの間粘ったものの、トイレに行きたいので起きる。戻ってきてもう少し様子を見る。

8:00に近づいてきた。もう待てない。シャワーを浴びに行く。帰ってくる頃にはみんなもう起きているだろう。そしたら鞄をごそごそして着替えを出そう。

シャワーはベッドルームの向かいにある。ひとつのシャワールームに3つのシャワーがあって、それぞれは壁 で仕切られ、入口にはシャワーカーテンがある。シャワーを浴びる。すっきり。

帰ってくると数人起きているものの、大半の人はまだ寝ている。シカゴのホステルではみんな早起きだったのに、ここの人は夜型らしい。もう8時を過ぎているし、他の起きている人も活動しはじめたので、鞄をごそご そ。明日は朝が早いので寝る前に全ての準備を済ませておこう。

さて、ここのホステルは朝食が無い。しかも10:30には全員締め出しになるので、早々に出かけてしまうのが よい。PCと水を持って出かける。フィラデルフィアはアメリカが生まれた街らしく、各所にインデペンデンスほげほげという建物があったりする。でも、歴史に疎い僕にはあまり興味がわかない。最近旅の意味を見直す必要をひしひしと感じているので、落ち着いて過ごせる図書館に行こう。

その前に朝食だ。ふらふら歩いていると、いわゆるショッピングモールのフードコートを見つけたので、そこで朝食メニューを頼む。ビタミン不足は確実なので、フルーツ盛り合わせも頼んだ。

食べ終わって再び図書館を探す。地図をちゃんと確認していないのでだいたいの方向しかわからない。15分くらい歩いてそろそろ近くなってきたのではないかと思い、近くで一服していたおじさんに聞いてみた。道の名前を教えてくれた。フィラデルフィアの道は、ペンズランディングのある川の方から順に1st、2nd、3rdと名 付けられているので、あとどのくらい歩けばよいか見当をつけやすい。あと10分くらいだろうな。

大通りをあるいていてもつまらないので横の小道に入ってみたりしつつ、やっと見つけた。Philadelphia Free Libraryという名前で、建物のいたるところにFreeという文字が見える。

中に入ってみた。コンピュータ室は無いらしい。仕方なく、コンピュータ関係の書籍を置いてあるブースへ。本棚を見るとJavaの本やらUMLの本ばっかり。資格試験の本なんかも置いてあって普通の書店みたいな品揃え でがっかり。もっと大学の図書館みたいなものを想像していたよ。

近くのテーブルでPCをつける。wifiは図書館の会員証番号とパスワードがいるらしい。今から発行するのもあれなので、ネットは繋がずに日記を書く。しばらくして人が増えてきたので、地学っぽいブースへ移動。電源付きテーブルがあるので快適。

どのくらい経ったか、昼飯時を過ぎたあたりで図書館を出る。昼飯を探しにぶらぶら。ふと見つけたサラダバーに入って、カリフォルニアサラダというものを注文してみた。中身はアボカド*1・トマト・緑と赤のパプリカ・でかいキュウリっぽい何か・紫キャベツ・紫のタマネギっぽい何か・極細もやしっぽい何かという、色とりどりで大量の野菜。ドレッシングはシーザー。たぶん今回だけで、ここ1週間の野菜摂取量を超えた な。大変満足。

その後、ネットに繋がるスタバで日記をアップしたり、今後の予定を決める。次から旅の行動パターンを変えてみよう。

さて、今日は日記に書けることがとても少ない。

やっぱり放浪日記には人との関わり合いを書くのが一番面白いと思うんだ。でも、最近あんまりそういう機会がない。ホステルは帰って寝るだけの場所になっているしなあ。いったん部屋に帰ってみたものの、案の定爆睡している人以外誰もいない。

仕方ない。今日も一人で食べに行こう。

ぶらぶらしていると、タクシー運転手にジャパニーズか?と声を掛けられた。そうだ。と答えるものの、相手は運転中。先に行ってしまった。しかしよく見ると、先の方で止まったではないか。もしかして何か話がしたいのか?

近寄って話をしてみた。どうも彼は日本人に親近感を持っているようだ。後で聞いた話によると、友人が成田空港で働いていて、何度も行くので日本が好きになったそうだ。やけに好意的だ。タクシー運転手ということできっとこの辺には詳しいはずなので、早速おいしい晩飯にありつけるところはないかと聞いてみた。おすすめはチーズステーキらしい。フィラデルフィアまず一番に食べるべきものはチーズステーキだそうだ。昨日食べた店がまさにチーズステーキの店だ。残念ながらピザステーキを食べたわけだけど。他にもチャイナタウンには行ったか?とか聞かれたが、チャイナ気分ではなかったので断った。彼はタクシーでつれてってあげるから乗りなよと言う。僕はお金を持っていないことを伝えると、親切にも店がたくさんあるという場所を教えてくれた。サウスストリートという通りで、そこ行けばおいしいものが食べられるよとのこと。ありがとうといったら嬉しそうに去っていった。なんて親切なんだ。

早速渡されたメモをもとに向かう。ここから6だか7ブロック先らしい。ここらへんは閑静な住宅街という風情で、夕方の時間帯でも人通りが少ない。夜は誰もいなくなりそうだ。

しばらく歩くとざわざわした通りに出た。ここがサウスストリート。確かにカフェやらレストランやらたくさんある。店が集まっている一帯を一通りチェックする。途中チーズステーキの店からとても良い臭いがしてきて危うく入るところだったが、ぐっとこらえて回る。結局、そのチーズステーキの店にした。かなり繁盛しているようだし、なにより臭いにやられた。これは空腹に利く。

中にはいると、カウンターからぐねぐねと行列ができている。その場で肉を焼いているので待っているのだ。壁には一面に有名人のものと思われるサインが並んでいる。有名な店らしい。

メニューを見るとチーズステーキのところにwhi2とかアメリカンとかいくつか選択肢が書かれている。しかしこれがなんなのかはわからない。このまま注文となるとまずそうなので、後ろに並んでいる人に聞いてみた。ちなみに前に並んでいる人は強面だったのでやめておいた。「あのwhi2ってなんですか」と聞くと、あれは2 ではなくてzで、チーズの名前らしい。とにかく最高にいけてるぜ。だって。じゃあそれで。

だいぶ待って注文を終え、2階の席でかぶりつく。2階にも所狭しとサインが並べられている。中の肉は昨日の店よりはぽろぽろしている。細切れ肉とそぼろの中間くらいの感じ。味はおいしい。昨日の店よりトマトとレタスがフレッシュで大変よろしい。なるほどこれがフィラデルフィアの味なのか。体に悪そうだけど、空腹時にはたまらないね。

満足して店を出る。メニューがしつこかったので、体がデザートを欲している。ということでさっき見つけたハーゲンダッツの店へ。リッチだな。でも宿泊費で節約しているから良いのだ。

アイスといえばバニラな人なのでコーンにひとすくいのバニラで注文した。ひとすくいって行ったのにすごい大きさのアイスが乗せられた。いいね。

あたりはもう暗いが、人はまだまだたくさんいる。道が広いので比較できないけど、バーボンストリートを思い出すくらい人がいる。

アイスを食べながらホステルに戻る。明日はまた移動日。朝が早いのだ。

*1:嫌い