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狭いベッド

7/22。6時前起床。

今日も移動日。次の目的地は首都ワシントンDCだ。用意をして部屋を出る。チェックアウトはシーツと枕カバーを返すだけでよいそうだ。

早朝のフィラデルフィアはホームレスの人たち以外あまり人がいない。バスに乗ると早そうだけど、朝は気持ちが良いので歩いていこう。近いので出発もそれほど時間がかからないだろう。

ホステルから駅までは30分かもっとあるだろうか。もう慣れた。フィラデルフィアは道が平行な上に地図がいたるところにあるのでとても歩きやすい。ただ、ひとつのブロックが結構でかい。

駅に着いて構内で朝食を買う。ごまのベーグルにベーコン・卵などが挟まった物。わりとおいしい。コーヒーにミルクとSugarと書いた粉を入れたはずなのだが、しょっぱい気がする。舌が壊れたか?

すぐに搭乗が始まる。ここの駅は普通列車と同じようにホームでアムトラックが来るのを待つ。初めてだ。

車窓には特に大きな特徴もない。

2時間もすると目的地ワシントンDCに着いた。まだ午前中。到着が午前中だと安心感が全然違う。さて、まず は今晩泊まる部屋を確保しなくてはならない。この時間なら楽勝だろう。最初に観光案内所に行って安い部屋があるか聞いてみよう。ダメそうだったら、フィラデルフィアにいる間に目をつけていたB&Bを試してみよう 。ちなみにこのB&Bには昨日メールをしておいた。返信が来ているかチェックしなくては。素晴らしいことに ユニオンステーションにはwifiが来ている。つなげて確認してみると返事が来ていない。おかしいな。昨日の午前中に送ったからそろそろ一日経つんだけどな。そう思って電話をしてみる。留守電だった。まあいい。

ユニオンステーションから観光案内所までは結構な距離がありそうだ。この暑さでこの荷物、歩き出したはいいものの、ずいぶん悩んで、やっぱり徒歩はやめようと思って華麗にターン。結局、地下鉄に乗ることにした。駅の前を行ったり来たりしている僕はどんな風に見えただろう。

観光案内所はここから3つめのMetro Centerで降りて歩けばよさそう。切符売り場は日本と同じように、目的 地別に料金が設定されている。ただし、曜日や時間帯によって多少料金が変わるようだ。チケットを買って改札を通る。やっぱり切符の向きはが決まっている。ほんとに日本って便利だね。

地下鉄構内は暗い。でも危険を感じるような暗さではない。どうやら日本のように天井にあるライトでてらしているのではなくて、上向きのライトで天井を照らしているらしい。地下鉄が間接照明とはどんなおしゃれさんだ。壁はコンクリむき出しなんだけど、コンクリのブロックは統一されていて、円筒形の天井と相まって、近代的な印象。よく見てみると、所々に立っている標識もちょっと凝っていて、四角い柱に乗り換え情報などが書いてあるんだけど、その柱の面は通路や壁と垂直・平行な向きではなくて、45度傾いている。これならどの方向から来た人でも文字を読みやすい。

電車の中は日本より狭い印象。照明が多少黄色くて、座席は特急電車のように進行方向を向いている。ただし、半数の席は進行方向と反対向きだ。椅子は大変堅そう。写真取っておけば良かった。

Metro Centerにはすぐに着いた。地上に出て、近くにあった地図を見て歩き始める。ここも暑いね。しばらく歩いてホワイトハウス観光案内所を見つけた。早速中に入ろうとすると、荷物チェックがあるではないか。スーツケースを持った人は入れないと言われる。あれ?ここってもしかしてホワイトハウス内の案内をするところ?まあいい。すぐ近くにもう一つ観光案内所がある。早速行ってみると入口でまた荷物チェックが。ここで観光案内所に行きたいと告げると、今日は休みです。と言うではないか。あ?今日も而して休日?最近曜日の感覚が全くなくなってしまった。どうやら日曜日だったらしい。これは大誤算だ。

仕方なく近くで見つけた公衆電話を使ってもう一度B&Bに連絡してみる。やはり留守電らしい。今回はB&Bをあきらめて、またホステルだな。そう思って大きいホステルに電話してみると、なんと空室無しらしい。えええ。これは困った。地球の歩き方にはダウンタウンの近くにホステルはなさそうだ。別のホステルは地図外になっているので、場所がよくわからない。うーん。

途方に暮れて、近くのスタバへ。フラペチーノをすすりながら対策を練る。やっぱりメールの返事は来ていない。よし。直接行ってみよう。ここのB&Bも地図には載っていないので、Google Mapsで何となく位置を把握して出発する。さすがに歩きじゃつらそうなので最寄りのデュポンサークルという駅まで再び地下鉄で移動する。

デュポンサークルはダウンタウン近郊とは雰囲気が全然違う。ダウンタウンやユニオンステーションら辺は大きい建物ばかりなのに、ここら辺は小さな店が軒を連ねている。ホームページに書いてあった通りに歩く。坂道な上に地面がでこぼこでかなりしんどい。15分以上歩いたか、近辺まで来たようだ。でも場所がわからない。看板がでていないのか。よく番地をチェックしてみたところ、見つけた。民家だ。チャイムを鳴らしてみる。誰もでない。もう一度ならす。やっぱり誰もいない。

また途方に暮れる。暑いので軒下のベンチを借りて、電池が切れそうになった携帯を使って、場所のわからないホステルに電話してみる。やった。空きがあるらしい。今すぐ向かいますと伝えたものの、最寄り駅と住所しかわからない。近くにいた警備員風のおじさんに、地下鉄の駅がどこにあるのか聞く。デュポンサークルから来たので、戻れば良いんだけど、もしかしたらもっと近くに駅があるかもしれない。おじさんは「駅名はよくわからないけど向こうにあったと思うよ」といって来た道とは反対方向を指さした。お礼して歩き出す。道がかなり入り組んでいるのでまた近くを通りかかった人に聞く。どうやらこのまま進むと、橋があって、そこを渡ってすぐのところに駅があるらしい。しかもその駅はホステルの最寄り駅だそうだ。

橋を渡る。大自然が広がっている。右手には別の橋がみえる。変なところに来ちゃったなあと思いつつ歩く。

橋を渡り終えたけど駅はない。バス停に貼ってあった地図を見てもホステルがどの辺なのかよくわからない。仕方なく近くをうろうろする。住所を見ると規則性がありそうだ。でもだいぶうろうろしても理解できない。また近くを通った人に住所を見せて聞いてみた。すると、先ほど見えていた橋を渡った向こう側だという。そうなんだ。また戻るんだ。

日本にいるとこういう感覚がわかりづらいんだけど、こっちはどの道も名前が付いていて、標識も立っているので、道の名前を聞くとだいたいの位置がわかるようだ。それから何度も聞いてやっと近くまでたどり着いた。近くにいたおじいさんによると、今いるブロックの何処かにあるらしい。一周回ってみた。路地裏に入ってしまった。たくさんある店の裏側で誰もいない。ゴミ箱だけある道。ここは危なそうだ。

一周して見つからない。番地的に一番近くまで来て、店の前のベンチに腰掛けていた男性に聞いてみた。すると一緒になって探してくれた。結局店と店の間に小さなドアがあって、そこがホステルの入口だったようだ。着いたー!

受付は2階。そこには若い兄ちゃんと日本の芸能人の誰かに似ている気がする女性がいた。女性の方は僕が日 本人だとわかると、カタコトの日本語を話しかけてきた。誰だっけな?

部屋に通された。狭い部屋に2段ベッドが4つ。中には誰もいなかったけど、荷物は散乱している。僕は奥のベッドの下の段らしい。

荷物を下ろして休憩。ネットに繋いであたりの地図を見てみた。結局最初にいたB&Bはここから歩いて10分も しない距離にあったようだ。橋を渡る必要もなかった。2時間くらいさまよい歩いた気がするよ。

さて、夕食まではまだ時間があるので、街をふらふらしてみよう。行く当てもなかったのでホワイトハウスに行ってみることにする。しかも歩きで。歩かないとどうも街の地図を把握できないのだ。とくに僕は地図を持って行動しないのでなおさらだ。

歩き出すとなかなか遠い。でも大通りに沿って歩くと、所々に標識やバス停の地図があって移動しやすいことがわかった。途中でお腹が減ったのでハンバーガー屋による。店の名前は忘れちゃったので後でかく。揚げた魚のハンバーガーを注文したらでっかいパンに2つもフライがのって出てきた。トマト・レタス・ピクルス・ その他よくわからない野菜を自分で自由に取れるようになっているので、たくさん挟んでやった。揚げたてなので熱い。マクドナルドより格段においしいな。

再びホワイトハウスに向かう。やっと着いた。観光客がたくさんいる。それにしても遠い。フェンスで区切られ近くには行けないようだ。

その後、次のアムトラックのチケットを取りに駅へと向かう。もちろん徒歩で。今日は歩きすぎだ。また道を聞きつつ、かなり歩いて到着。スムーズに発券。さすがにしんどいのでホステルまでは電車で戻ることにした。

部屋に戻ると、人がいた。なんとここは男女共同らしい。女性一人男性一人がいる。女性の方と軽く挨拶。男性の方は寝ている。寝るの早くないか?まだ明るいぞ。ちなみにこの男性、きっと日本人か韓国人だろうな。

トイレに行って、フロントで延泊手続きの仕方などを聞いて、近くに買い出しに行って戻ると、今度は2人と も寝ている。えええ!晩飯を一緒に食べようかと目論んでいたけど、どうやらダメそうだ。

仕方なく一人で晩飯探しへ。近くには大量の飲食店が並ぶ。インド料理の店でカレーを食べている人が気になるけど、ちょっと高めなのでスルー。結局メキシカンの店に入った。メキシコで食べたときと同じく、メニューを見ても何なのかわからない。適当に頼んだら米・餃子の皮を揚げたみたいな奴・あんこみたいな見た目と食感の、何か豆をすりつぶして煮込んだ奴が出てきた。これに緑色のソースと半熟卵がのっている。辛いけどおいしい。

満足して帰ると、女性は起きていた。Macでカタカタやっている。男性はまだ寝てる。このまま朝まで寝るん だろうか。僕もPCを開いてカタカタ。

しばらくすると、新しいメンバーがやってきた。アジア人風のおじさんだ。日本人かな?どこに入るのかと思ったら、女性の下のやけに狭いスペースだそうだ。そこに入るのかよ!思いつつ口には出さない。Hiとは挨拶したものの、おじさんなんだか気まずそう。僕が話しかけてみた。韓国人だそうだ。本当に日本人と韓国人は似ているね。おじさん多少気まずさが和らいだようで嬉しそう。よかった。

その後は順にシャワータイム。消灯したのは23時より前だった気がする。早くて驚いた。